ハーカー家当主の少年ミルトンは、夜中にメイドのセアに起こされる。セアが言うには、今日は「嘘のクリスマス」らしい。さらに、屋敷に不審者が入り込んでいるのを見たと言うのだが……?
2010年エイプリルフールゲーム。坊ちゃんとメイドさんのほのぼの短編。とことんマイペースなメイドさんに振り回される苦労性の坊ちゃんの姿が微笑ましい。坊ちゃんはてっきり12歳くらいかと思っていたのですが、15歳なのですね。とても10代半ばの子供とは思えない老成っぷりで、メイドさんの滅茶苦茶な言動を全てあるがままに受け入れている包容力と忍耐力は、ただものではありません。クリア後のあとがきを読むと、エイプリルフール用のおまけシナリオが開放されます。そして明らかになる、七年前の恐怖の真実。世の中には、知らないほうが良いこともある……(ガクガクブルブル)。
前作のクリスマス短編と対にしたかったのでしょうけれど、今作の話はなんだか無理矢理クリスマスにこじつけた感じでしたね。クリスマスとエイプリルフール、どちらも織り込もうとして、どっちつかずになってしまったかも。 |