| - 同人ヤンデレゲームリスト(フリーゲーム・同人ゲーム)part3 - │HOME│ |
※注意: ネタバレあり 【PART1】 【PART2】 【PART3】
| ■終末症候群 Terminal Syndrome ver1.2 [the first half] | ||||
| シイ | 18禁 | 異能犯罪サスペンスノベル | LEANGATE - リーンゲート - | ★☆☆ |
異能犯罪専門の有能な捜査官かつ執行人である相模レンは、政府上層指定の連続殺人鬼(シリアルキラー)の正体を特定する。それは、無邪気な幼い少女だった。相模は彼女を自分の道具として利用しようとするが……。 |
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| 「……僕が君を愛せなかったらどうする?」 「あはは、そんなこと心配してたの? そんなの大丈夫だよ、レンの大切なものがわたしだけになればいいんだから」 シイは微笑む。無垢なのに妖艶で、愛情と悪意が混在し、どうしようもなく怪物的に。 |
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| 「あはっ、あははっ! すっごい楽しい! 待っててね、レン! わたしがんばるから! ふたりのために、いっぱい殺すから! ヒナシロも! コトシマも! みんな!」 | ||||
| ■アパシー 学校であった怖い話〜Visual Novel Version〜 [share] | ||||
| 本田さん | 全年齢 | ホラーノベル | 七転び八転がり | ★☆☆ |
学校の七不思議を特集することになった鳴神学園新聞部。新入部員の坂上修一に与えられた仕事は、七不思議の聞き役だった。七人の語り部から一人ずつ話を聞き、それを記事にまとめればいいという。しかし集会当日、新聞部部室に集まった語り部たちは、なぜか六人しか居なかった。七人目が姿を見せぬまま、集会は始まる……。 |
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| 「あのね、私ね、佐藤君の赤ちゃんが欲しいの。及川さんが産んでくれるんならばそれでよかったんだけれど、及川さんいらないんでしょ? だからね、代わりに私がもらうの。私のお腹の中で育ててあげるの」 本田さん、独り言のように呟いていたわ。そして、一気にメスをお腹に押し込んだの。 |
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| ■恋情のファントム [free] | ||||
| 山田 祐一郎 | BL | 舞台上推理ADV | Nightmare Syndrome(閉鎖) | ★☆☆ |
一年前の今日、葵京(キキョウ)たち演劇部が演じていた『オペラ座の怪人』の舞台上で、一人の人間が死んだ。殺されたのだと、葵京は思っている。──目を覚ますと、そこは見知らぬ舞台の上だった。演劇部の六人全員が下校中に攫われ、ここへ連れて来られたようだ。戸惑う六人に向けて、スピーカーから「ファントム」と名乗る男の声が聞こえてくる。ファントムは告げた。今からここで、一年前と同じ『オペラ座の怪人』を演じてもらうと。一年前の真実を明らかにするために──。 |
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| 「ねぇ、葵京。いつかまた、葵京が誰かに愛されたら……。…今度は、受け入れないと、駄目だよ」 「……」 「──でないと…今度は、誰が死ぬんだろうね」 |
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| ■銀器が恋を語る話 体験版 [free] | ||||
| スプーン | ボーイズ? | 食器ADV | 蘆屋 | ★☆☆ |
フォークは、一人前になりたかった。差し伸べられる手助けが邪魔だったのではない。ただ、認められたかったのだ。スプーンは、そんなフォークが心配だった。一人で全てが出来るはずがない。互いに助け合ってこそ、ではないのか、と。ナイフは、自分の存在意義を見失っていた。物を切るだけの、傷つけるだけの自分は存在して良いのだろうか。フォークが一人前になってしまえば、自分など不要になってしまうのではないか。──それは、食器棚の片隅で銀器が恋を語る話。 |
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| 「ナイフが好きなのだと思っていたんです。私は、ナイフが好きだと──。どうやら、違うのかなあ。壊したいほど、フォークを慕っているのかもしれない。私と居れば楽しいですよ。ねえ、フォーク」 |
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| ■ゲルニカ [free] | ||||
| マリア(♂) | ボーイズ | 不条理ADV | Nightmare Syndrome(閉鎖) | ★☆☆ |
子供だけの王国へ迷い込んでしまったコマドリ。そこは子供のための秘密の王国で、大人は殺すべき天敵だった。“大人”と見なされたコマドリは入国してすぐに殺されるが、なぜか何度殺されても死なずに生き返る。始末に困った子供たちは、仕方なくコマドリ(クックロビン)を王国に住まわせることに……。 |
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| 「兄さんは僕だけのものなの、兄さんは僕のもので良いの、兄さんは僕が、ずっと守ってあげるんだから。兄さんの全ては、僕のものなの」 |
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| ■オトナ/コドモ//ワルイコ_ダレダ. [free] | ||||
| オシベ スグル | 全年齢 | 学園サスペンスADV | Nightmare Syndrome(閉鎖) | ★☆☆ |
学級崩壊で精神を病んだ前任教師の代わりに、新しい担任のトーノがやってきた。クラスを統括している委員長のチエは、トーノには手を出さないようクラスの生徒たちに指示するが、翌日、職員室のトーノの机がボロボロに荒らされているのが発見される。チエの言いつけに逆らった悪い子は誰なのか。制裁を加えるため、チエは犯人を捜し始める……。 |
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| 「折角、捕まえたんだ……チエ。あんなにも強かった、君を。足の骨も折ってやった。不十分なら、もう片方の足も折ってやって良い。これでチエは、俺から逃げられない」 |
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| ■モノクロオムヘヴン [free] | ||||
| ミサキ・リュウト | 15推 | サバイバルADV | DIGICLA | ★☆☆ |
街角で花売りをしていた少女ルナが目を覚ますと、そこは見知らぬ屋敷だった。屋敷の主人である青年アキトが、一族に伝わる『呪い』を解くためにルナを買ったという。24歳までしか生きられないカミシロ家の死の呪い。25歳の誕生日までに、一生涯添い遂げられる花嫁を得ることが出来れば、呪いは解けるという。アキトの誕生日までの二週間、ルナは彼の花嫁として相応しいかどうかを試されることに……。 |
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| 次の瞬間、包丁がキラリと光ったかと思うと、首に痛みが走り。そして真っ赤な血が、吹き出した。傷口を押さえても押さえても、止まらない。真っ赤な世界で、リュウトがケタケタと笑っていた。 「綺麗だな、ルナ」 |
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| ■冬は幻の鏡 [share] | ||||
| 立花 鈴夫 | 18禁 | 学園ホラー伝奇ノベル | 半端マニアソフト | ★☆☆ |
| 気分が悪くなってくる。こんな怖い人のことを、私は好きなの? 「ほらね。和歌奈は僕のことを嫌いになっただろ。・・・でもね、僕は和歌奈がどんなに僕のことを嫌いになったって、好きだからね。それは、僕が勝手に思っているだけだから・・・。和歌奈がもう話したくないって言うなら、話さないし、近づくなって言うならなるべく近づかないようにする。でも、聡美ちゃんの復讐だけは僕がやってあげる」 怖い。人に好かれるのがこんなに怖いことだなんて、知らなかった。私はいったい、どうすればいいんだろうか? |
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| ■生への道 [free] | ||||
| 藤原 佐奈 | 全年齢 | ループADV | 個人的ページ | ★☆☆ |
| 悪夢から目が覚めた。同じ悪夢を、もう何度も見たような気がする。いや、あの忌まわしい出来事は夢ではない。自分は同じ日を何度も繰り返している。今日は10月7日。俺が殺される日だ──。 | ||||
| 「キミにも……愛しい物や人はあるよね。もし、それを欲しかったら……どうする?」 「そりゃ……手に入れる」 「壊してしまえばいいんだよ。そうすれば、ずっと……自分だけのものに出来るから」 馬鹿な……。なんて、歪んだ価値観。それじゃあ……。佐奈が俺を殺そうとしたのは……。 |
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| ■impression [free] | ||||
| 北村 在街 | 全年齢 | ミステリーノベルADV | 一亜一 | ★☆☆ |
| 副部長と仇先輩が死んだ事件から二ヵ月後。一亜彩稚(いちあ・さいち)と北村在街は被験者として木立稔研究所を訪れ、多重人格の暁久高と嬉しくない再会を果たす。研究所で一泊した翌日、彩稚たちが見たものは、首切り死体と大量の──……。 | ||||
| 「そうだったかなー。……ま、そんなことより一亜。好きだ、死んでくれ」 「……は?」 何を言ってるのかよく分からない。好き=死ねってそれはどこのストーカー行動なのか、どこのカマキリなのかよく分からないし……っていうか在街が、僕を? 在街が僕を好きだなんて……そんなことはまあ有り得たとしても、カマキリの雄が食べられるのは逃げ遅れただけなんだよね。……ん? あれ? 何か混乱してる。 |
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| ■女はヤンデレ×男は鬼畜 [free] | ||||
| 花見 蝶子 | 全年齢 | ADV | KUMAラボ | ★☆☆ |
| 18歳の誕生日の前夜、お星様に「女が欲しい」と願った卯月時宗。翌朝、目が覚めると、なんと女の体になっていた!? 仕方なく、姉のお古のセーラー服を着て登校するが……。 | ||||
| 「わたくしを必要としてくれない人なんて、この世に存在しなくていい」 「うぐッ……」 熱いものが、胸一文字に走った。焼けつくような痛みが込み上げ、体中の血管が脈打つ。 「ああ、ユウさんの血って温かい……。もっと、もっと……貴方の血で、わたくしを染めて」 |
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| ■B・A・D [free] | ||||
| 私(♀) | 全年齢 | サイコホラーノベル | さめさめ団 (閉鎖) | ☆☆☆ |
同じクラスで、ずっと好きだったあの人。あの人に彼女がいることを知り、ヤケになって夜遅くまで遊び歩いた私。その帰り道、私は道端で倒れている奇妙な男を見つける。男は悪魔と名乗り、「ひとつだけ、あんたの願いを叶えてやるよ」と言った。私の願いは……? |
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| 私は一心不乱に、何度も何度もシャベルを彼の頭めがけて打ちつけた。彼は苦痛の悲鳴をあげる。なにかが折れる。なにかが潰れる。なにかが剥がれる。血が飛ぶ。彼が抵抗しなくなっても、何度も何度も打ち付けた。あんなに好きだった顔は、原型をとどめていなかった。ただの肉の塊。なに、これ。気持ち悪い。ソレは、みっともなくうずくまってピクピクしている。むしみたいだと思った。 |
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| ■神捕 -アヤトリ- [free] | ||||
| 玉雄 | BL | 伝奇サスペンスADV | Nightmare Syndrome | ☆☆☆ |
大学教授の偉鏡(いきょう)は、かつて自分が神様を殺したという奇妙な記憶を持っていた。記憶の謎を探るべく神学の研究に没頭する偉鏡の前に、ある日、月霞(げっか)という少年が現れる。月霞は全てを見透かすように笑って告げた。「神様に会いたいなら、僕の村においでよ。神様に、会わせてあげる──」 |
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| 「腹を裂いて、目玉を抉って……それでも気が済まなければ、義眼も抉って、耳を削いで、指を1本ずつ切り落として。……それでもダメなら君を殺して──でも、それでも満足できなかったら、どうしようかと思ってたんだ。だから、本当に良かった」 |
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| ■東京アリス [free] | ||||
| ありす(アリス) | 全年齢 | ノベル | 郷愁花屋 | ☆☆☆ |
同じ中学校に通う幼馴染みのありすが、ある日突然、学校に来なくなった。心配して様子を見に行った欧太は、ありすに招かれて不思議の国へ足を踏み入れる。そこは、ありすの創り出した夢の世界。ありすは今、覚めない夢を見ているという。ありすのペットの黒ウサギのクロは、ありすを夢から覚ますため、欧太に助力を請う。「欧太、オマエは何故アリスがこの国に迷い込んでしまったのかを知らなければならない。絶対に──」 |
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| ありすが……いつから持っていたのか、カッターナイフの刃を、限界まで出していた。 「おい……? ありす、何の真似だ……?」 「わたしには赤いバラが似合うって、言ってくれたでしょう? ……じゃあ染めてよ、欧太の赤い血で──」 |
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| ■わたしのせかい [free] | ||||
| 日切あこ | 全年齢 | ノベル | TRANSPARENCY | ☆☆☆ |
| 今日はバレンタインデー。女の子の聖戦の日。それはもちろん、わたしにとっても例外ではない。今まで、わたしはことごとく失敗してきた。初めてマフラーを編んだときも、調理実習でクッキーを作ったときも、先輩に渡そうとして渡せなかった。だから、わたしは決意したのだ。バレンタインデーの今日こそ、先輩にチョコレートを渡して告白する! | ||||
| わたしは慌てて、手に持っているはずのチョコレートを見た。確かに何かが手に握られている。これはチョコレートのはずなのだ。だから──刃こぼれして、血に染まった包丁などでは、決してないのだ。 |
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| サイレンの音が、段々大きく、増えていっている。わたしは包丁を落として、血に染まった手で、血に染まった顔を覆った。 「いや、いや、いや! この世界は、わたしの世界じゃない!!!!」 頭を振って、否定する。だけど──わたしの世界は見えてこない。誰も死んでなんていない世界は、見えてこない。 ──先輩の生きている世界は、見えてこない。 「帰して! 帰してよ! わたしの世界に帰して!!」 |
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| ■夜の目 [free] | ||||
| サトシ | 全年齢 | ノベル | 各命堂 | ☆☆☆ |
| ある日、トモキは酷く暗い目をした少年サトシに出会う。トモキと同じ十歳かそこらで、全身が痣や傷だらけ。その傷はどうしたのかと訊くと、父親に殴られたと言う。父親は自分を大切に思っているから、躾のために自分を打つのだ、愛情表現だ、だから痛くない、嬉しい……とサトシは死んだ目で語る。トモキはその後、度々サトシと会うようになるが……。 | ||||
| 包丁の柄を両手でしっかりと掴んで、振り上げた。お父さんの顔面に突き刺した。喉に突き刺した。胸に繰り返し繰り返し突き刺した。お腹に繰り返し繰り返し突き刺した。繰り返し繰り返し繰り返し、繰り返し繰り返し繰り返し、繰り返し繰り返し繰り返し、繰り返し繰り返し繰り返し突き刺した。 してるんじゃない。殺してるんじゃない。愛してるんだ。僕は今お父さんを愛してるんだ。僕は今お父さんを愛してるんだ。僕は今お父さんを愛してる。僕は今お父さんを抱いてる。僕は今お父さんを愛してるんだ。僕は今お父さんを愛してるんだ! 滅茶苦茶に抱き締めて、ぐちゃぐちゃに触れて愛撫して、ズタボロのゴミ屑みたいに想いを突き上げて居るんだ。愛してる愛してる愛してる。 |
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| ■MAGDALELA [free] | ||||
| 聖女 | 全年齢 | 世界再生陰鬱ノベル | TRANSPARENCY | ☆☆☆ |
| ユグドラシルの恩恵によって支えられている世界。ユグドラシルの樹は百年に一度の周期で枯れ始め、聖女の儀式によって再び甦る。聖都アポストロの若き国王ルカの御世において、13度目の世界再生の時が訪れた。聖女は世界再生までの七日間、“話し相手”を賢者に所望するが……。 | ||||
| 「……ふふ」 小さな小さな笑い声は、次第に大きくなっていく。聖女らしい可憐な微笑みは消え失せ、粗野な男のような──いや、狂人のような笑い声に変貌するまで、そう時間はかからなかった。 「せ、聖女様……?」 「ははは、ぎゃははははは!! 馬鹿な子! 本当に馬鹿な子!!」 |
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| ■ナツメ [free] | ||||
| 主人公(♂) | 全年齢 | サスペンスホラーノベル | sark.stripper | ☆☆☆ |
| 高校を中退して引きこもり生活を送っていた主人公。朦朧とした意識のなか目を覚ますと、自宅で煙の充満した地下室に閉じ込められていた。駆けつけた幼馴染の東子に助けられて地下室から脱出するが、主人公の身体はなぜか血まみれ。東子は主人公から自殺予告の電話をもらったと言うが、主人公には覚えが無い。地下から一階のホールへ出た二人は、天井に吊るされた幼い少女の死体を発見する。それは、主人公が唯一心を許していた従妹の変わり果てた姿だった……。 | ||||
| 「よーし、おまたせ真弓子。今おまえの大好物をあげるからなー」 そして俺は真弓子の入っているこの大きな箱の蓋を開けた。すると、金網越しに真弓子の発する「ぶーん」」という音がさらに大きくなる。箱の蓋の下にはさらに金網でできた蓋があって、二重構造になっている。真弓子が逃げないようにしてあるのだ。なにしろ真弓子ときたら、俺が最初に飼ったオリジナルはもうとっくにいなくなって、その代わり箱の中で何百匹にも増殖しているのだから、少し気を抜くと「彼女」の子供達が外に出てしまうのだ。俺は愛情に満ちた目で「彼女達」を見た。金網の中には、豆粒のような黒くて小さな生き物がびっしりと犇めいている。それらの一つ一つが、「ぶーん」という音を立てているのだ。ああ、本当にずいぶん増えた物だ。 |
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